桜富士とパワースポット@岩殿山

2010/04/22

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春晴れというか初夏と思う快晴のこの日は絶好のトレック日和。
山梨県の大月にある岩殿山、ここは建設中の東京スカイツリーと同じ高さ634mと山としては低い山なのだが、岩壁を登ったり断崖を通ったりと天然のアスレチックが楽しめるということでトライしてきました。
大月は中央道の大月ジャンクション付近。中央本線なので、特急に乗れば新宿から乗り換え無しにいける。今回は、中央線高尾駅に8:30集合でそこから中央本線で45分。駅から徒歩15分ほどで登山口になり、ビジターセンター(登山者用案内所)にトイレもある。
景色が良い山で、アスファルト階段で整備されているので、ちょっとした公園感覚で岩殿山の頂上まで30分で登ることができる。装備もなく手ぶらの女の子達が登っていたくらい。
駅から1時間程度で頂上。これが絶景!
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ピーカン天気のもと、富士山が見事にそびえる。先日寒く雪が降ったので見事な雪富士。何より頂上付近に桜があるので、富士山と桜を同時に見るというとても素晴らしい状況。貴重すぎる。。
さて、これで終わるわけない、中腹まで下山してから、いよいよ本コースへ。今までとは変わって道はあるもののいきなり山らしい道に、気が抜けない。いくつか軽いアップダウンがあり、目の前に崖。崖に細い道があってその先はクサリで登る崖になってる。とてもスリリング、ここが兜岩。兜岩で、今日の昼食。友人からの差し入れお握りをいただく(ちゃあアリガトウ)。これが、めちゃくちゃ美味いかやくご飯のオニギリ。プラスミニラーメン。食後のコーヒーで一息してからリスタート。
少し先にも崖があり、クサリを使って登る。越えてちょっとしたところに岩がとび出している所があって景色も良かったので一休み。大人が6人寝そべるくらいの広さなんだけど、なんだか非常に心地よい。普通は山にいたら、町とか車の音とかはなるべく無い方が良いと思っていたのだが、お昼までに温まった空気が、ちょうど良い温度と強さの風。岩の地面も温められて心地よい。。
大月の町を一望できる景色、快晴の空の下で、いつまでも居れるような雰囲気に包まれる。
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これは予定も想像もしてないくらい、不思議な体験で15分ほど言葉も発さず自然を感じて、また来たくなる要因になったようだった。
メンバー全員納得のパワースポット認定となりました。
さて、後続の人が来てふと我に戻り名残惜しくリスタート。
終盤になりここの名所である「稚児落し」という断崖が目の前に、あの崖の上にいくのが最後のポイント。
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頂上に立ってみると谷底に吸い込まれそうな恐怖感がたまらない。
柵もロープもないので、ふざけたりしたら本当にシャレにならない。小休止してあとは下るだけ。30分ほどで林道に出てあとはアスファルトの道を大月駅に向かうだけ。
林道におりてからの雰囲気がまた非常に良い町で、平和で花や緑も多く川もある。 シャレすぎた家もなく、畑が多いわけでもないバランスのよい町、メンバーも随所に「いいところだね〜」と。
さて、大月に戻ってから、温泉に。ちょっと遠いし、日帰り湯の時間もあるのでタクシーで15分、真木温泉(まぎおんせん)に。平屋だが立派な旅館で、入浴料1,000円は高かったけど、桜や梅という木々が立派な庭園になっていて素敵。川沿いのセレブ旅館みたい、全16室?全部部屋温泉付きだって。スタッフも綺麗だしw
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内部も非常に良く、中庭もあり。構造も楽しい。湯船は内湯が3畳くらい、シャンプーとリンスは別々、シャワーも出しっ放しにできるのは◎。何より良かったのは露天の温度、熱めが苦手な自分には最高の温度。川沿いなので清涼感もある。湯は硫黄などの臭いは無いのでこの清涼感の邪魔をしない。時間がタイトだったのでゆっくり休憩はできなかったものの、都心からこの距離でこれるなら良い旅館だと思う。
返りは地元バスで大月駅に、15:30過ぎ発。
再び中央線で帰りました。
歩行時間:3.5時間
移動距離:8km
景色・自然感抜群、登山道は、ハードでもなく登りも少ないので気軽にこれそうなものでした。 桜富士、パワースポット、良い温泉にも出会えて、十分自然を満喫。春をしっかり実感、夏も近い。
絶好のトレック日和に無理なくゆとりを持って充実したものになりました。スリリングなポイントも多かったけど無事帰宅。
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ナイストレッキング。