海を越えて、鋸山トレック 2012山始め

2012/01/02

2012年の登り始めは、山師匠ことHOKTと。
 →詳しいプランや写真もさすが師匠。
昨年はダイヤモンド富士の企画でも同行した学生来の友人。今年はメンバーの人数と現地のコンディションからダイヤモンド富士は中止したので、年越しは無し。
年明け頭に二人のタイミングがあったので。
自分は久しぶりだったので低山を希望、そしてちょっとは正月イベントらしい要素が必要とリクエスト。
鋸山は「地獄のぞき」で有名。
千葉・房総半島の南西側、JR内房線の「浜金谷」なのだが、今回はフェリーで渡ることにする。
 ”山に登るために船で海を渡る”
というなんとも不思議なプランが、冒険心に刺さって、正月っぽいイベントになりそう。
AM6時に品川集合、京急の特急で久里浜へ。
久里浜駅からバスで10分、東京湾フェリーの久里浜乗船場へ。
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船旅は、先日の小笠原が初めてなのだが、連続しての船にテンションが舞い戻る。
久里浜〜金谷港へは40分程度。車だとアクアラインは正月渋滞、
電車は初詣でワラワラと人がいるので、フェリーってイイ!
そんな、船の上ではきっちりと初日の出らしい光景に出会う。逆光すぎ。
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あけましておめでとうございます。
9時に金谷港に到着。漁港ではなく観光港なのは若干残念な感じではあるけど、綺麗めな雰囲気で食堂や土産売り場がある。近くのコンビニで買い出しと装備チェック。
コンビニを物色中に、へんなスイッチが入る。
 「餅喰いたいね?……でも網無いよね?」
僕らの冒険が始まった….
とりあえず餅は買って、網らしいものや代用品をトレックしながら探してあったら、餅にありつけるという正月からギャンブルのようなバカイベントを差し込んでみる。
民家を除いたり、廃墟を探ってみたり、ゴミ置き場まで・・・
完全に挙動不審な二人がキョロキョロと歩く。
外から見たら、道に迷っているトレッカーに見えているだろうね(笑
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登山口までは、舗装路を30分程度。
元々採石場だったので、切り通しが多いのは、ちょっとアドベンチャーっぽくて好き。
採石場跡地はまるでインディージョーンズに出てきそうな雰囲気で、僕らには遺跡のようにもみえたし、「これなんでこんなまっすぐなの?」という驚きポイントが随所にある。
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絶景ポイントの展望台へ。
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頂上や地獄のぞきはロープウェーや車でもいけるポイントとの合流地点でもあるので、この展望台はトレッカーしかいないので、静かにご飯を食べるチャンスという判断でご飯&コーヒータイム。
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友人が、サンマの蒲焼きを持って来たので試行錯誤してコンロであたためて食べる。残念ながら網はみつからなかったので、それにかわる+αとしては想像を絶するうまさだった、これからは缶詰は定番になりそう。
一端展望台を下り、目的地を目指す。
しかし、風向きと地形からなのか、風が強く冷たい、さすが海沿い暴風対策とグローブは必須である。
展望台から20分ほどで、ちょっとした分岐。通常の道をいくんだろうが、採石場が点在しているので、なんかあるだろうと。試しにルートを外れてみる。すると、ちょっとしたステージらしい広場があり、付近には重機が放置されていた。
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本日の我々二人。
言わずもがな”朽ちたもの好き”であるだけに、本日最大のスイッチが入る。
こんな山ん中で朽ちた重機を前に悶絶する我々は変態だと思う。
※どうやら最近までオーケストラに使われていたらしい。
ステージを後にして、結構下る。
ちょっと不安になるくらい、だが他に道がないので。。
これが最後だろうという急な石畳の階段を登るとやっと地獄のぞきが見えてくる。
が、結構あるので心が折れかけている自分には、精神的ダメージがでかい。
13時過ぎに日本寺に到着。
日本寺「百尺観音」付近の入り口は、トレッカーしか使わない感じ。
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一気に散歩にきた人達やファミリーと合流したので、重装備の我々はひとつ浮いた存在だったに違いない。
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見上げると”地獄のぞき”、10分ほど階段をあがれば頂上に着く。
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観光地として整備されて鉄柵もあるので安全だが、ポイントは狭いので入れ替わりで観ることになる。確かに絶景ではあるけど、想像よりも恐怖がなかった。
恐らく岩殿山とか棒ノ嶺を経験しているから麻痺してるんだと思う。
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とにかく風が強く、砂も舞うので、帽子は注意。
幸いにも快晴となり、眺望としては目的は十分に達した。
ロープウェイの乗り場もあるので、すぐ下山もできるが
大仏をみるために、トレックコースの反対側の斜面を下り、無数の階段を上り下り。
大仏までが意外と遠く、山にできた寺院ってこんなに複雑なんだと。
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大仏は高さ31m、鎌倉の大仏が11mらしい。
日本最大の大仏というのは納得。
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結構下ってきたのでロープウェイまで戻るのは結構シンドイけど。
せっかくなのでイベント的にも登ろうと、気力を振り絞る。本当にきつかった。
ロープウェイ乗り場の屋上は展望台になっていて、ここも凄い。
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撮影を済ませて搭乗する、結構な傾斜で風が凄いので結構揺れる。
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たった5分で下山(笑
さて、温泉!
登山道に向かう途中にあった「かぢや旅館」へ。
増築を繰り返したせいで、内観の統一感はバラバラで結構古い。
内湯しかなく、風呂には植物がかざってあるオールドスタイルだが。
湯船の温度が最高、わりと低めが好きな我々にとっては抜群の相性。
ラストは「さすけ食堂」に向かうが正月休み。
諦めて港あたりで妥協しようと…..
ふと、来た時に目にとまったラーメン「磯や」が営業。
普段ならここでスマートフォンを取り出して調べるんだが。
なんか、ここでもスイッチが入ったのか。
ふと携帯をしまう。
 「最近ブッ込むことないよね?…そうね。。」
前情報なしでのれんをくぐる。
迷わず現地っぽい”磯ラーメン”を注文。そして瓶ビールで乾杯。
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魚介というか磯ダシがエグイぐらい聞いたスープ。具材はアサリ・ムール貝・タコ・海藻、ネギ。
今までにない風味のインパクトだが好評。
しかし注意としては”海鮮塩ラーメン”ではなく、”磯潮ラーメン”とでも言おう。
わかりやすく言えば海藻ラーメンだ。
ある意味アウトローなのを期待していた我々にとってはラストに相応しい。
フェリーに乗る前にちょうど良い夕日。
日の出と日の入をみれるのは、とても贅沢だ。
自分は千葉方面に来ることがないので、
右手に富士山で、左に太陽という光景がはじめて。
港で男二人ソフトクリームを食べながら17:20発のフェリーに乗船。
仮眠しながら久里浜。
山行とは言っても、狭いエリアだが、遺跡っぽさという要素は非常に楽しいし、フェリーを使うと旅っぽくなる。
今年も、安全に楽しくアウトドアを楽しんで行きたいと思います。
本年初山も無事に終了。
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ナイストレッキング。