連日の奥多摩、連日の釜飯 惣岳山・岩茸石山

2012/05/06

奇跡的にバッチリ6時に起きれた。
昨日に引き続き、奥多摩へ。
新緑がベストシーズンなので。
久しぶりにH氏と山へ。
正月の千葉・鋸山以来の久しぶり。
たまたまタイミングがあったので連日トレックを強行。
近くで軽めに設定、といえば個人的に定番の釜飯コース。
高水三山(惣岳山+岩茸石山+高水山)逆コースからの釜飯直結下山。
ちょうどバスケ仲間二人(棒ノ嶺アドベンチャートレックメンバー)も参加。
野郎四人で行って来ました。
下山コースはあまり整備されていないので、GWの連日の雨から考えると
ちょっと不安を抱きつつホリデー快速おくたま号で向かう。
トレック時間は4時間程度、釜飯が早めの時間にあるので
今回は各自小腹を満たす程度(オニギリ+スープなど)

御嶽駅で下車。
殆どが御嶽山を目指すべくバス乗り場に向かうが
我々は駅のすぐ裏手の登山道からスタート。
ちなみに最近セブンイレブンがオープンした。
天気は非常に良いが予報が変化し、昼あたりに一時的に降るような予報になった。
照りつけは強く、スタートからそこそこの勾配を登るのでアッという間にアウターを脱ぐことになる。
コースは、もともと整備されているが随所に段崩れしている場所もある。
しかし、特にスリップしたり、迷うことは無い。
景観は無くひたすら植林を抜けるが、小尾根の抜けは気持ち良い。

惣岳山頂の手前10分で小雨が降り出す。小雨だが雷雨としては迫力あり。
アウターを着て頂上にある神社で雨宿り。
雨に降られるというのは”山に来ている”感を通常よりも
強く感じられるので、気分的に悪いことばかりでもない。
自然の変化を楽しむことができなければ本当のアウトドア好きではないだろう。
通り雨だったが、ベンチはわりと乾いている。
ここで軽食タイム。木製のベンチが2カ所、合計で15名前後は座れる。

メンバーこだわりのウインナー炒め。
ちょっとでも調理するとまた気分も良い。

風よけに使ってたマンガの見開きが
「ひよっこ料理人」ってのが笑えるw
30分程度休憩を取っていると天気はピーカンに。
リスタート直後には、ちょっとアスレチックなコースを楽しみ。
ちょうどパノラマが見えるポイントで眺めを堪能。
本日のピーク、岩茸石山へ向かう。
斜度的には、そこそこある(自分にとっては結構あるw)で
50分程度、ラスト10分には、体力的に余裕のある三人を先に送りマイペースで登る。
(みんなアッという間に見えなくなったw)
岩茸石山に登頂。
ここは、低山だがかなり広範囲の展望はこの区域では珍しい。
雨あがりではあるが、展望は十分見渡せる。頂上には高水山からの通常ルートのトレッカーが7、8人。
午後からの雨があるので、ここでは撮影だけ。
すぐに下山ルートへ。
大丹波という集落への下山ルートで、整備されていないが道筋はあるので、
少々の砂利と苔に注意すれば、初心者でも大丈夫だろう。
ただし、経験者でも初めてこのルートを通るなら暗い時間や単独では避けた方が無難。

今回、自分は4回目。
連日の雨の影響が懸念事項として頭にあった、結構な斜度と前回来た時に崩落している土砂があったので、安全に通れるかどうか…
結果、行ってみると想像をはるかに下回るほどの水分量。
特にぬかるんでいる場所はなかった。
多少の砂利と斜度、適度な枯れ枝などが、水分を上手くコントロールしているようで、これはコンディションを読み切れなかった経験の浅さを実感すると共にトレックするときに、もっと観察しなければという課題を発見できた。
ここは、半ばから沢になっているので、せせらぎを聞ける点は
癒しポイント◎
1時間程度で集落へ下山。
徒歩5分程度で釜飯「なかい」に到着。
(スポンサーかっ!俺は広告塔みたい)
ここで小雨がまた降ってくる。
店に入って注文をすると、とんでもない雷雨でドシャ降り。
(全国では竜巻やヒョウでスゴイ被害だったらしい)
1つ目のピーク手前5分で降ってきて、雨宿りして5分で止む。
下山5分後にして、降り始めてお店に入ってドシャ降り。
なんてタイミングの良い事。
結局動いていない時にしか降られてない。
晴れ男集団は伊達じゃない。
ここまで来ると奇跡。
釜飯は何度も来ている(昨日も来ている)が、季節ものは期間が短く、
なかなかありつけない。春の筍釜飯は念願だった。

限定の鶏ゴボウも頼みメンバーでシェアする。
なかい情報、うなぎはしばらく中止、その代わりで鶏ゴボウがあるんだと。
個人的には、これで全種類の釜飯を制覇!
二日連続でも雰囲気も味も最高!
ちなみに、我々の直後に、鶏ごぼうも筍も売り切れになったとのこと。
晴れ男だけでなく、色々 “持ってる” としか言いようの無いメンバーなんだろう。
大げさな懸念も見事に無くなり、4時間というタイムスケジュールもばっちり。
雨という自然の変化も味わえたし、展望も新緑も抜群のトレックシーズンスタートは素晴らしい一日でした。
怪我もなく無事下山。
下の写真、左に居る女性の笑顔も素敵
これくらい気持ちの良いトレックでした。

ナイストレッキング。