伊豆くいだおれ

2016/07/18

久しぶりにHokt氏と野郎旅。
二人とも伊豆禁断症状がでてしまったので、
天気はドンヨリ予報だが決行!
今回は、とにかく食い尽くしの予定。

早めのスタートだったので
久しぶりに北川温泉で海を眺めながらの朝風呂。
ドライブモードから旅モードに切り替わった。
朝一番で稲取の朝市へ。

地元の催事で男たちが集まるのを横目に地味な入り口から市場へ。
思ったよりも出店数は少ないけど、地元持ち寄り感は十分。
なにより干物が100円前後とか安すぎる。

ここの目的は金目鯛の釜飯700円と無料の味噌汁。
小さい釜を渡され待つこと15分ほどで完成。
思ったよりも金目の身も入っていて、塩気で誤魔化すことない旨みのある釜飯でした御飯の量はおにぎり2つ分くらいかな。
無料の味噌汁も大根の葉とアラが入っているので激ウマ。
食後には、観光客も多くなってきたのでやはりオープンと同時がお勧め。それから席が少ないので車の方は椅子を持って行くといいかも。

曇りの予報はどこへ?
青空が広がってきている!むしろ日差しが痛い。
ラッキーにも夏日になった。

稲取港を散策。
子供が描いた納涼祭のポスター。
右下の署名(恐らく代筆)に年齢が書いてあるけど「5さい」じゃなくて「5さいじ」”児”ってつけちゃってるのがツボにはまったw
さて、次の御飯は前々から食べたかったワサビ丼「河津かどや」、伊豆の河津にあるお店で、本生わさびを自分でおろして御飯に乗せて食べるというシンプル極まりない一品。(孤独のグルメにも出た)
これもちょうどお店のオープンと同時に到着したのだが一歩遅ければすぐに満席となった。

先にわさびが配膳されおろしながら御飯を待つ。
わさびにも個体差があって水分が多いとトロロみたいな粘りのあるものもあった。
軽く一膳くらいの御飯と鰹節と小皿には4種のアテ。

いざ食すと、これがワサビの概念を飛び越える。
刺激はまろやかで、甘みと、青々とした風味。
「ワサビって野菜だな」って感じる。
もちろん、空気と共に口にかっこむとトンでもない刺激で写真のような顰めっ面になるので注意!
でもこの刺激がいやな刺激じゃなくクセになりそう…いやなった。。
ここに食べにくる理由も合点。

食後は、涼みながら河津七滝を散策。
紅葉樹が多いので是非秋にでも来たい。
滝とせせらぎに癒されながら、今回は食い倒れということで一路下田へ。
下田歴30年以上の自分だが
ここはノーチェックだった。ひもの屋「万宝」へ。

ひもの屋の軒先に焼き台が2つほど。
買ってその場で焼いてくれる。席数は8席程度。
御飯やお酒は持ち込み可。
ここもオープンと同時に大盛況。
作りたてのひものが並ぶ。もちろん毎日変わる。

ここの注目はお父さん。
とても陽気でおしゃべり、気を抜くと他の客を放置してしまうくらいw。
オススメを聞いたり、魚の特徴を聞いたり。
店主「これ食べると精が付くよ」
店主「これ食べると元気になるよ」
俺ら「全部じゃねーかw」(観光客への営業慣れすぎだろw)
とかワイワイと楽しい。

ここでやられちゃったのが1品目のメヒカリのひもの。
半生ひもので激美味い!食ったことない食感と味。
それから、オススメのタカベ。サンマのぬか漬け、アオリイカのしおから、金目鯛の味噌漬け、マグロ頬など。
こんだけ食い荒らして一人2,500円….安すぎる。
長居する店ではないし、営業時間も短い、大人数だと順番などが厳しいので少人数がオススメ。
滅多に記念写真とか撮らないけど、何だがここのお父さんはとっても良い人でなんだか友達みたいw、良い出会いなのでパチリ。

お昼過ぎになりお腹も満たされたので。
恒例でもあり本丸の下田大浜へ。
やはり最高だな、海の色、浜の色。
ちょうど海開きでライフガードもいる。

今日は風が弱く朝ばベタベタだったので期待してなかったけど少し遊べるだけの波が立ってる!
テンションがあがったので久しぶりにボディボード。
Hoktに教えるつもりが、アッという間に乗れてしまうという…感が良い人ってうらやましい。。
疲れてしまうのもなんなので数本でサクッと切り上げて前に港で発見した地元銭湯400円で汗だけ流す。タイミング良く貸し切り。
早めの帰路にはついたが、途中事故渋滞などのトラブルもあり、地元の人からアドバイスもらったり色々と経験値も得られた旅でした。

やはり定期的に行きたくなる伊豆。
まだまだ知らない所も多いし、毎回いろんな体験をさせてくれる。
海沿いをドライブ、風呂に入って、食べて、遊んで、出逢って。
また最高の旅でした。

出逢った人、自然に感謝です。