ワールド・オブ・ライズ

2009/08/02

worldofrize.jpg
まぁリドリー・スコットですからね。観ておかないと。
CIAに雇われた元ジャーナリストの男が、ヨルダンで大規模なテロ組織を追跡する姿を描くサスペンス・ドラマ。ワシントン・ポスト紙のコラムニスト、デヴィッド・イグネイシャスの原作を『アメリカン・ギャングスター』のリドリー・スコット監督が映像化。テロ組織に潜入する主人公をレオナルド・ディカプリオが熱演するほか、ベテランCIA局員をラッセル・クロウが好演。 敵も味方も入り乱れた緊迫感みなぎるドラマに圧倒される。
いろいろ盛りだくさんなので、説明が難しいだけど。
アメリカンギャングスターどうよう、カット割りといい。飽きないしそれでテンポを作っている。
もちろん残酷な生々しい爆破シーンは結構、精神的衝撃が強い。グロい・・。
慣れてないと激しくシーンが切り替わるのについていけなくなる人もいるかもしれない。が心配無用。
映画の肝になる部分や伝えたい部分でないことがほどんどなので「あ〜始まった」程度で大丈夫。
個人的には、この映画で広いたい部分ってのはラッセルクロウとディカプリオの場面の違い。
「アメリカ」と「現場」、お得意の最新兵器を使ってテログループと戦うってのは、まぁ良くある話。
しかし、この映画はちょっと違う。
ラッセルクロウ=アメリカ。
ディカプリオがマニュアル通りでない方法で上手く行きそうなところを見方であるクロウが邪魔したりしてしまう。本来なら「型破り刑事」的にそのまま解決ってとこだが、この部分も違う。
他のサイトであった表現を引用すると「アメリカの傲慢さ」とうのがあった。
簡単に言えば、TV付けてピザ喰いながらテログループへの攻撃命令を出しているような感じ。
無人飛行機で現地をみて、兵士から様子の報告を受けて、その材料のみで判断する。
その傲慢さをクロウがいい感じに演じているさすがこの為だけに太ったというくらいの入れ込みだな。