呑み込まれる快感

2004/10/20

今日のWebニュースで女子高生がトイレで大麻売買。最近これ以外でもまた悲しいニュースが多い・・・
薬物に手を出してはいけない=使用してはいけない
と思う若者なら、あげ足とって、「売るならいい」とでも解釈したのだろうか。たしかにデメリットはさほどない、むしろ現金が手元にくるのだろうし。しかし、売る時点でだれかに供給しているわけで・・・しかしながら、流通のプロでない彼らに供給した後のことは考えないだろう=罪悪感もない。
きっと繰り返すんだろうな、彼女等は。だって、捕まらない限りメリットしかないんだから。
でも、自分含めて大人諸君。高校生が”供給”するほうになっているなんて・・・もっと危険。そのうち栽培する奴がでて・・・それが学校の裏庭で・・・、怖っ!
決して彼女等に共感するつもりではないが、なにかに呑み込まれる時の快感ってのがどこかにあるんじゃないかなと思ったりする。これは、仕事でも恋でも悪事でも共通してある快感なのかなって。それがたまたま薬物だったのか。
でも、自分が高校のときに快感の種類を選べたかというと、そうでもない。小学校からやっていたものを中学、高校とやっていた、それしかなかっただけなのかもしれないけど選択の余地がなかった。しかしながら、今日のニュースの高校生たちにはきっといろんな選択肢があったんだろうなって。それはホントに羨ましいことなのかどうかわからないけど、そういうのを選べる自由っていくつもいらねーなぁ、って。
でも書いていて思ったのが、本当の快感って。「あ〜俺、呑み込まれてるな〜〜」って自覚しながらほどよ〜く呑み込まれていくこと(それ上にいつでもやめられたりする・・・そこで行ったり来たりが楽しい、、)で、「気づいたら呑み込まれてた・・」ってのは、恋にしろ悪事にしろ危険。
うぅん、紙一重。