おと な  り

2009/11/16

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映画館の予告で、凄い観たいと思ってたけど見逃してしまった映画がやっとDVDに。さっそく観ました、しかもパイレーツ・ロックの後にw。
予告の映像を見たときに個人的に好きな描写、ナチュラルな色合い。それは、ストロベリーショートケイクス、Little DJ、ジョゼ虎、音符と昆布みたいな。
http://www.oto-na-ri.com
予告編を見てもらうとわかるけど、ダイアログインザダークとかに興味ある人は気になると思う。俳優としての岡田君も好きだし、麻生久美子も好きだし。


感想は、単純に一部を除いては非常に良かったです。
家でリラックスしながら観るにちょうど良いかも。残念な部分があったので、期待以上ではなかったけど十分楽しめました。
その残念な部分ってのは、谷村美月演じるアカネ?だっけ。
これが、この映画で一番必要無い存在で、一番ウザイ。そしてこのキャラこそ、「ありえねー」ことばっかりする。自分の彼氏を捜しに人の家に上がり込んで、どなり散らしして、冷蔵庫まで探して。仕舞いには「私ここで彼を待つわ」またこれが関西弁なので、図々しさとうっとうしさ倍。(関西弁が嫌いではないですが、このキャラのは大嫌い)多分みればわかるw
まぁ、もしかしたらキーになるのか・・・と思いきや。それらしき所はあるものの、俺は認めないw。
見終わってもそれは変わらなかった。
予期せぬ驚きだったのは、岡田義徳演じるコンビニ店員、ネタばれになるので避けますが。結構ハマリ役で表情の変化が凄かった、良い役者だと思う。気になるといえば、雰囲気的には感じられないけど以外に詰め込みがあって、各シーンがあっという間に終わってしまう感もある、でも尺もあるから仕方ないかもしれないが、突っ込み処として目に入ってしまうと評価は落ちるかも。
最後あたりは、いろんな終わり方が出来そうで、それだけでもDVDの特典もしくはエンドロール後に欲しいくらい。とにかく後半はわかりやすいような、ありきたりのようなだけど。いままでとはちょっと違う感じ。
すげー言いたいけど、観て欲しいので言えないことが多い。
最初にあげた色合いの似た映画以来、久々にこういう映画だったけど、やっぱ好きなんだなぁこういうの。
とにかく、この映画の楽しみは「想像」。映画を観ながら客が想像で補って一つの映画として簡潔するって部分では非常に楽しい映画です。特にラストは・・あっw