奥多摩の新緑ベストシーズン! 滝巡り&釜飯

2012/05/05

GW連日の雨も後半は晴れ、絶好の新緑日和ってことで奥多摩へ。
先日、14年ぶりに再会した友人と急遽セッティング。
トレックは、お互いに久しぶりだったので軽めなハイキングとして奥多摩の百尋ノ滝をプラン。
おなじみホリデー快速おくたま号に乗車。
新宿発だと座れるってのは◎
奥多摩が近くなると、新緑の絶景が広がる。

奥多摩は、森林の種類がまばらで新緑が揃うタイミングというのは本当に短い期間。今まで奥多摩には何度と訪れているけど、こんなにも新緑が揃っている絶景は初めてで感動モノ!
前から好きだけど、本当に凄いぞ奥多摩!!
心を躍らせながら最終、奥多摩駅に到着。
だが……登山ルートまでバスかタクシーを使うのだが、あいにくバスのタイミングを逃す。
仕方無いのでタクシーを使おうと思ったのだが…..
なんと3月末でタクシーが廃止となっていたのだ。
赤字経営だったらしい、わりと良く利用してただけに今後の痛手だ、残念。
仕方無く徒歩で40分かけようと思ったが、連日の雨の影響がどこまで影響してたか、念のためビジターセンターへ情報収集。
すると…
百尋ノ滝手間の木橋が連日の雨の増水により崩落!通れません、とのこと。
ビジターセンターは寄るものだね!
抜群の天気と新緑なので、沢沿いで滝ってのは理想なのに……
地図を広げて、軽い負荷で、危険度の低いルートを模索。
できれば滝を…
もうひとつの秘境、海沢園地の大滝にすることにした。
これは奥多摩トレックの初期に使ったルートの逆コースになるが
百尋ノ滝とは違った豪快な滝がみれるので、迷わずチョイス。
ルートのほとんどがアスファルトの林道だが、安全面では問題無し、連日の雨量で大滝がどうなるか楽しみではあった。
これで沢沿いと滝の目的は達成できるし、途中から御嶽山に行くことも可能なので、様子を見ながら検討できる。
今日もラストは釜飯!
渓谷沿いを歩きアメリカキャンプ村を通過。
陽差しは鋭いが渓流からの風は涼しくで気持ちよい。

ここは日帰りキャンプ場で、前から気になってる。
アスレチックもあるしツリーハウスみたいなバンガローに泊まれる、結構人気の様子。
渓流を眺めながら林道をくねくねと緩い傾斜で登っていく、駅から1時間半ほどで海沢園地に到着。ここまでは車でも可能でトイレもある、釣りをしたりBBQするには良いロケーション。
そこから、山奥へ。
苔の彩りも鮮やか、照りつける太陽の暑さは沢の清涼感で抜群の快適トレック。









1箇所危ないところはあるが、ほとんどの道は整備されているので、登りやすい。
滝をいくつか横目に30分ほどで大滝に到着。


やはり連日の雨、以前の滝を2倍近く上回る水量で25m超えの滝は怒号を響かせている。
前回は滝の目の前でご飯を広げられたが、水が浸食していて、少し上がったところで軽食タイム。
水しぶぎを浴びながらは気持ちよいが、あっという間に体温が持って行かれるのでアウターを着込む。

いつもは、ジャンクフード+コーヒーばかりなのだが、ピクニック気分でサンドウィッチと紅茶をご馳走になる。ホッと一息…. パンと紅茶という優しい組み合わせも今後の選択肢にしよう。
20分ほど、マイナスイオンをチャージして林道へ戻る。

斜度がある階段が濡れていたので、危ない所だったが、まぁ大事に至らずよかった…
林道にでたら上に続いているので、40分ほど登坂していくと大きなコナラの木がある尾根に出る、釜飯の時間との都合を考え今回は鳩ノ巣駅へ下山するルートを取る。
これも以前の逆コースだが、また違った雰囲気だ。
途中にあった山吹(やまぶき)の黄色は本当に綺麗。
バラ科のイメージからは想像できないけど、小さい頃は山吹色スゴイ好きで使ってた記憶がよみがえる。

釜飯に行くためのバスの時間と電車の時間には余裕があったので
かなりゆっくり、歩きながら懐かしい14年前の話で盛り上がる。
下山もあと30分くらいってところまでは良かったのだが….
休憩所でゆっくりしすぎて時間ギリギリな事に気づく….
早足で登山口まで向かって、鳩ノ巣駅手前5分からダッシュ!
ホームは向こう側なので階段を駆け上がる。
これが一番キツかった…ベルが鳴っていてホントにギリ。
川井駅で降りてバスを20分ほど待つ。
結局10分以上遅れてバス到着。
(ちなみに鳩ノ巣経由なのでダッシュせずにそこで乗れたというオチ….)
いつもの釜飯「なかい」さん。
16時過ぎ、お客さん多かったけどギリギリ待たずに入る。
定番のきのこ釜飯と山菜釜飯を頼む。

相変わらずの味、堪能させていただきました。
今日は早めに帰宅、ほんのり疲れがあるけど…
明日も奥多摩?!ホントに行くのか?
行ったら….また釜飯喰う!
新緑ベストなコンディションに出会えたのは本当に嬉しい。
奥多摩の良さを存分に伝えられそうだ。
自然に感謝。

ナイストレッキング。
明日起きられるかな…