ミリオンダラーベイビー

2009/08/16

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グラントリノに触発され、昔から見よう見ようと思ってた、この映画。
イーストウッドの映画としてもかなり記憶に新しい作品。
アカデミー賞で、主演女優、助演男優、監督、作品賞の主要4部門を制覇した、クリント・イーストウッド監督の最新作。ボクシングに希望を見い出そうとする女性とそのトレーナーの心の葛藤(かっとう)を丹念に描いたヒューマン・ドラマ。アカデミー賞で2度の受賞をはたしたヒラリー・スワンクと初の受賞に輝いたモーガン・フリーマンの演技は要チェック。
さすがアカデミー賞って感じ、ポイントである助演のモーガンフリーマンが渋すぎる。。
イーストウッドとのさらっとトゲのある会話というのが非常にアメリカの現地っぽく演出されている。
これはグラントリノでも同じように少年に汚い言葉や散髪屋の主人との会話でも発揮されている。
イーストウッドの映画は、こういうところが「神髄」なのでは無いかと思う。
ヒラリー・スワンクは女優賞もらってはいるものの、何か荒削りのような気がする・・・
しかし、イーストウッドの映画だとそれもワザとでは無いかと勘違いしてしまう。
この女優は「コア」というアルマゲドン的な映画にでていたんだけど、その役は、専門科。
知的で優秀、そして綺麗というとても清楚な感じがとてもにあっていた。
それ故に、先日公開された「PSアイライブユー」を見逃しているので気になるところ。
個人的にはS.W.A.Tの女性警官役ミシェル・ロドリゲス(ガールズファイト)とタイプが似ているけど俺はミシェルの方が個人的には好き。
イーストウッドの役も、元チャンピオンとかでなく「伝説のカットマン」(試合中の傷直し屋)
ってのがまた映画を誇張させない設定なのも良い。名作です。