東北5日目:共有と機能、揺さぶられる気持

2011/05/04

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うちの団体は”組織”というより共同体という。
その中でも現地のデータをリアルタイムで反映し、日々変わる状況に対応しながら、陸の孤島となっている”見えない場所”を探す。
デリバリーチームには事務所(部屋)があり、壁にはびっしりと地図とメモ、仕事分配やメンバー把握が行われている。
地図は、カバーするエリアが数字分けされていて、電話で寄せられるリクエスト(物資要求)に対して緊急度を判断し翌日の配送を準備する。
実際のところ届け先の住所は、販売されている地図ではまったくわからない。結局は近辺に行って近所の人に聞くしかない。とても効率は悪いからこそ、データの引き継ぎになる、”手作りのデータ”が重要となる。
報告書には、実際に行った場所の地図を手書きで残し、次回に行く人が迷わないよう、そして迅速に配送できるよう蓄積していく。
これを帰ってきてから、作成するのはとても重労働。
しかし、やはり意識が高い連中。ご飯や寝る時間、夜の宴(コミュニティ)の時間を削りながら毎日を過ごす。
長期の人員は常に3,4人しかいないのに日の浅い日と10人に仕事を教えて。
 そう、その人が明日帰ってしまうとわかっていても。 
それでいい、その人が再度参加する時のために、そしてこの内部の状態を少しでも多くの人に。見えない現地や、困っている人の生活を伝えて欲しいという願いと共に。
そんな、自分も。もう長期?中期組。
自分の思う意見やみんなで行うべき機能。情報の共有を無心で行っていた。まるで海外ドラマ「24」の情報分析官のように。
そしていろんな人の意見を聞いて、取り入れ、反映していく。
ある程度、参加日数が経つと様々なジレンマや所属している団体に対して思う節が出てくる。
 緊急救援とは。
 支援とは。
 自分の目的とは。
 求められるチカラとは。
物資の支援、周りの環境を判断して、決断しなければならない。
 「この場所の支援を止める」と。
支援範囲を広めることはできない。
ボランティアの機能能力、人員を考えても。
 次に行くときには、どこかを切らなければならない
その大役をも、我々ボランティアが行わなければならない
 ”最大の仕事”であることを知る。
団体活動としての”一種の戦略”である。
 何度か足を運んで築いた”信頼”があるから言えるのか?
 今日、”はじめて会う人”だから言える事なのか?
これは、1〜2日参加の人には気づけないところの大きい部分。
自分を含め、中〜長期いる人は常のこのジレンマと向き合う日々が続く。
また、それとは別に。
震災後とは思えない、”綺麗な景色”や”笑顔”を見るたびに。
 こんな綺麗な所なのに。。。と現実を信じられなくなる一瞬
とにかく、脳も気持ちも揺さぶられる。
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それにしても、綺麗な海だ。
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