ALTR [Style Blog Eddition] @ Command-plus

Favorite


さよならEX-S2

October 04, 2005 @ hikaru | Comment (0) |

デジカメのEXILIMがおさらばしました。友人から譲り受けてここ2年以上、数々の思い出とベストショットを刻み続けた大切な奴です。

今時、200万画素、シャッタースピードは遅くなるし、塗装は剥げてるし。埃と砂まみれ。防水カメラとしても活用していたので、いつでも一緒。

新しいのを買ったら今度はお前を撮ってやるよ。
俺達の思い出だけじゃなく、俺とお前の思いでも創ろう。

もっと早くわかっていたら、俺とお前の思い出を撮る奴を撮れたのに。
一つ足りなくなったけど、そこは何かで埋めてしまえ。

でも一つだけお願い。

電源入れると表示される”System Error”。
悲しいからやめておくれ。見るたびに涙がこぼれそうになる。

薄くて軽くて小さいお前がポケットからいなくなるくらいなら。
亡くしてしまえばよかった。

デニムのポッケをパンパン叩きながら、
「鍵ヨーシ、携帯ヨーシ、財布ヨーシ、EXILIMヨーシ。」
が出発前の合言葉。

今度は何を入れよう。

次の新しい出会いは、お前が作ってくれた最後の思い出。
良い奴でも悪い奴でも、めいっぱいの力を込めて、ありがとうと叫びたい。

NO.8

June 01, 2004 @ hikaru | Comment (0) |

私にとって家族のような存在。
いや、むしろ家族以上の存在かもしれない。

近く実家の車が廃車となる。15年近く乗ってきたもので
頻繁には使わないものの、大切な思い出造りには必ず必要な
ものだった。

父から廃車の旨を知らされて、私の中で車が便利なものから大切なものへ
と変わった。とても都合の良い考えだが、無くなると言われるとそう考えてしまうのも
仕方ないこと。とにかく”嫌だ”。と思った。

5月半ばに廃車が決まってからの一ヶ月、最期の思い出創りを
考えていた。

特に学生時の親友達(7名)と今日の関係を作れたのも今となれば
彼(車)のおかげ、定期に開いていた、温泉やグルメ企画・・・。
思い出が作れなくなる悲しさ、彼のとの別れ。

最期にしたい事を友人の一人と相談したときに、その彼が
忘れられない一言を言った「8人目だよな」
居酒屋で泣いてしまった。カウンター席に男二人。

しばらく、顔が、上げられなかった。


3日後、父から、車が調子悪いという旨を聞く。

心配になり、実家に帰り、乗りにいってみた。
”エンジンがかからない”
まさか、そんな・・。

父に伝えると、「もう廃車だな」

最期の思い出企画まで、あと10日。
修理でどうにかならないものかを考え、慌てて馴染みの修理屋に
頼もうとする・・・GW、これをこんなにも恨んだ事はない、休みだそうだ。

父にどうにかならないものかと相談すると。
一度目を閉じたあと、私にこう言った。

「車が乗るなって言ってるんだよ。そんな感じじゃないか。」

父は、もう一度目を閉じた後。

「俺、そういう感覚、大事にしたいんだ。」

滅多に話すことない、父の言葉が、葛藤と無念に包まれた私にとっては
無情とも言えるコトバとなる。

(そういう感覚、大切だな、そう言われれば、そうだよな・・)

でも・・・嫌だもう一度だけ乗りたい。

自分も確かに大切にしたい感覚はある。
でも・・・父に遠出をしないことを約束として頼むと父は、無言で鍵を渡し、布団に入った。前から予定していた友人には、最悪の場合の条件も前もって伝えることにした。当日エンジンがかからないかもしれない事、途中で止まる危険性がある事。東京から1時間半以上、埼玉の友人はもっとかかるだろう道のりにしてはリスクがでかすぎる。

当日は横浜集合。
私は前日から実家に帰り、朝を待つ。

朝、最高のドライブ日和!
遠くまで行かないっていったのに・・・・・・・江ノ島〜〜!!!!!

いったれ、いったれ。

今年初海です、はしゃぎましたよエエ。
時間も忘れて。

エンジンをかけるたびに、ハラハラだったが万事順調。

最高のラストだよ、仲間に囲まれてさ。

いなくなるの寂しいよ。

雨漏りするし、ラジオ入らないし。音楽も奇跡的に聴けるか聴けないか。


おまえがもっと小さかったら、親父に内緒でポケットにしまってしまおう。

そしたら、今度は俺がいろんなとこに連れてってやるよ。


運転席。 目を閉じる俺。
いつもと変わりない、おまえの音。


アルバム作ったら・・・見せに・・来るから。

Copyright : (C) 2004-2005 Hikaru@Command-plus. All Rights Reserved.
[Comments/Trackbacks] ... Authors of those have rights.